大野中学校でアイマスク体験学習を実施しました

令和5年7月12日(水)に,大野中学校1年生の皆さんがアイマスク体験学習をしました。鹿嶋市ボランティアセンターに登録しているボランティアグループ「鹿嶋市六点会」より4名,個人ボランティアさん2名のご協力のもと,生徒たちは視覚障がいのある方の疑似体験をし,日常生活の大変さを学びました。

体験後は,「目の見えない状態の怖さが分かった」「視覚障がいのある方は大変だと思った」「階段を昇り降りする時や溝を渡る時の声の掛け方が難しかった」「視覚障がいのある方の気持ちがよく分かった」「友達が上手に介助してくれたので安心できた」「視覚障がいのある方にとっての介助の必要性を感じた」など,体験を通してたくさんの感想が発表されました。

小学生時代に一度アイマスク体験をした生徒も多く,声掛けなどの介助の仕方にその成長ぶりが見られ嬉しく感じました。また,相手のことを考え,大変上手に介助する生徒が多かったことに感心しました。今回のアイマスク体験を通して,さらに視覚障がいのある方の気持ちや,自分にできることは何かを考えることができたと思います。是非,今後の生活や学習に活かして行ってほしいと思います。

鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習の協力を行っていきます。