中野東小学校でアイマスク体験学習を実施しました

令和7年6月3日(火)に,ボランティアセンターに登録しているボランティアさん7名のご協力のもと,中野東小学校4年生46名を対象にアイマスク体験を実施しました。

児童たちは,二人一組になって視覚に障がいのある方の疑似体験と介助者体験の双方をすることにより,視覚に障がいのある方の気持ちや生活について理解を深めるとともに,介助方法や介助者の必要性などを学びました。

体験後は,「アイマスクを着用しての階段の下りが怖かった」「実際に体験したことで,視覚に障がいのある方の生活の大変さがよく分かった」「視覚に障がいのある人は勿論だが,介助する人も大変だということが分かった」「アイマスクを着用すると,どこにいるのか分からなくなった」「介助の仕方が難しかった」「視覚に障がいのある方にとって,介助者は必要だと思った」など,体験を通して様々な感想が発表され,体験したからこその気付きを得ていただけたと思います。

体験学習の冒頭で,「介助者は,声に出して言葉でしっかり誘導してください」と,介助する際の注意点を皆さんにお伝えしました。
各々,どのような介助をしたら良いかを自分なりに考え,随所で思いやりのある言葉かけをしながら,安心・安全に留意した介助を心掛けていました。

また,「視覚に障がいのある方にとって,介助者は必要だと思った」という感想がありましたが,今回の体験により,視覚障がいのある方への理解を深め,介助者という支える人の必要性を考えていただけたと思いました。

体験から得たものを,是非,今後の学びや生活に役立てていってほしいと思います。

鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。