大野中学校でアイマスク体験学習を実施しました
令和7年6月20日(金)市立大野中学校で,ボランティアセンターに登録しているボランティアさん6名のご協力のもと,1年生96名を対象にアイマスク体験学習を実施しました。
生徒は,二人一組になって視覚に障がいのある方の疑似体験と介助者体験の双方をすることにより,視覚に障がいのある方の気持ちや日常生活の大変さ,介助方法や介助者の必要性などを学びました。
体験後は,「介助が難しかった」「視覚に障がいのある方の生活は大変だと思った」「視覚に障がいのある方だけでなく,介助者も大変だと思った」「視覚に障がいのある方は,介助者を信頼して行動しているということが分かった」など様々な感想が発表され,体験したからこその気づきを得ていただけたと思いました。
今回の体験では,小学生時に学んだアイマスク体験を活かして臨んでいる様子や,初めての体験に戸惑いながらも真摯に取り組む場面が見られました。
生徒の中には,どのように誘導したら安心・安全な介助が出来るかを自分なりに考え,上手に声掛けをしている人もおり,相手を思いやった介助に感心させられました。
生徒の皆さんには,今回の体験から得たものを,是非,今後の学びや生活にも役立てていってほしいと思います。
また,今回の体験で感じたことを念頭に置き,6月30日(月)に同校で開催される「視覚に障がいのある方の講話」に臨んでいただくことで,視覚に障がいのある方の気持ちや生活ついて更に理解を深めていただきたいと思います。
鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。