波野小学校でアイマスク体験学習を実施しました
令和7年9月12日(金)に波野小学校で,ボランティアセンターに登録しているボランティアさん8名のご協力のもと,4年生64名を対象にアイマスク体験を実施しました。
児童は,二人一組になって視覚に障がいのある方の疑似体験と介助者体験の双方をすることにより,視覚に障がいのある方の気持ち・日常生活の大変さや,介助方法や介助者の必要性などを学びました。
体験後は,「溝の幅を説明するのを忘れてしまった」「階段が特に怖かったが,最後まで出来て楽しかった」「階段がつまずきそうで怖かった」「階段の終わりが分からなかった」「介助者の誘導は大事で,アイマスクをした人は話をよく聞かないと前にも進めないと改めて思った」「言葉で誘導するのが難しかった」「アイマスクを着けている人が怪我をしないか心配だった」など,体験を通して様々な感想が発表され,体験したからこその気付きを得ていただけたと思います。
児童の感想から,視覚に障がいのある方と介助者の双方の側から介助者の必要性を感じていただけたことが分かりました。
また,介助者の体験を通して,視覚に障がいのある方を安心して誘導するにはどうしたらよいかを考えながら取り組んでいただけたと思いました。
体験から得たものを,是非,今後の学びや生活に役立てていってほしいと思います。
鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。