大野中学校で福祉講話学習を実施しました

令和6年6月18日(火)に,視覚に障がいのあるボランティアさんご協力のもと,大野中学校1年生を対象に,オンラインで教室と教室をつないで(一部対面)の形式で福祉講話学習を実施しました。

講話中は,講師の声に耳を傾け,熱心にメモを取りながら聴いていた生徒たちの姿がとても印象的でした。講話後は,「街を歩いていて安心するものは?」「街中で不便だと思うことは?」「これまでの人生で一番嬉しかったことは?」「私たちにできるサポートはあるか?」などの質問が投げかけられ,講師から一つひとつ丁寧に回答していただきました。

今回の授業で,生徒たちの聴く姿勢はもとより,質問始めに学年・クラス・氏名を伝えた後,「今日は,有難うございました」と,質問者の誰もが言っていたことに感心しました。視覚障がい者に「言葉で伝える」ことは,とても大切なことであり,講師もその一言がとても嬉しかったことと思います。

今回の講話を聴いて抱いた気持ちを,今後の学びや生活に役立てていただけたら嬉しいです。

鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習の協力を行っていきます。