大野中学校でアイマスク体験学習を実施しました

令和6年6月27日(木)に,ボランティアセンターに登録しているボランティアさん6名のご協力のもと,大野中学校1年生111名を対象にアイマスク体験を実施しました。生徒は二人一組になって,視覚に障がいのある方の疑似体験と介助者体験の双方をすることにより,視覚に障がいのある方の気持ちや日常生活の大変さ,介助方法や介助者の必要性などを学びました。

体験後は,「視覚に障がいのある方も介助者も大変だと思った」「声掛けの大事さが分かった」「友達が上手に介助してくれたので安心できた」「階段の上り下りが怖かった」「アイマスクをすると方向感覚が分からなくなった」「自分たちは学校の中だけの体験だが,実際,視覚に障がいのある方が外出するのは大変だと思った」など,体験を通してさまざまな感想が発表され,体験したからこその気づきを得ていただけたと思います。

今回の体験では,小学生時に学んだアイマスク体験を活かして臨んでいる様子や,初めての体験に真摯に取り組む場面が見られ,生徒の皆さんの学習姿勢に感心させられました。

生徒の皆さんには,先週の「視覚に障がいのあるボランティアさんの講話」,本日の「アイマスク体験」と,福祉体験学習を通して視覚障がいについて更に理解を深めていただけたことと思います。体験から得たものを,是非,今後の学びや生活に役立てていってほしいと思います。

鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。