三笠小学校で点字体験学習を実施しました

令和6年9月26日(木)に,ボランティアセンターに登録しているボランティア団体「鹿嶋市六点会」のメンバー4名のご協力のもと,三笠小学校4年生100名を対象に点字体験学習を実施しました。

児童たちは,ボンドの容器や酒の缶などの点字サインに触れ,身近な物に点字サインがあることを確認した後,点字器を使用して実際に点筆で文字を打ってみました。その後,学校名・年組・氏名の書き方を練習し,点字名刺を完成させました。

はじめは,小さなマスの中に六点を打つことにとても苦戦している様子でしたが,慣れてくるとスムーズに打てるようになり,自分の名刺を完成させた時はとても嬉しそうでした。

体験後は,「楽しかった」「難しかった」「色々な点字を覚えられて良かった」「視覚に障がいのある方の生活は大変だと思った」「視覚に障がいのある方のために点字があった方が良いと思った」などの感想の他,「興味を持ったのでもっと学んで,点字一覧表を見なくても点字を打てるようになりたい」などの頼もしい想いを聞くことができました。
また,「B1はどう打つのか?」と,アルファベットの打ち方の質問もあり,色々と考えながら体験してくれていたことに感心しました。

今回の体験を通して,視覚に障がいのある方の生活や気持ちを考えるなど,視覚に障がいのある方への理解を深めることができたと思います。体験を機に色々と考えていただければ嬉しいです。

日常生活の中には,点字サインがたくさんあります。
興味を持った方は,是非,周りにある点字を見つけてみてください。

鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。