波野小学校でアイマスク体験学習を実施しました
令和6年9月30日(月)に,ボランティアセンターに登録しているボランティアさん6名のご協力のもと,波野小学校4年生75名を対象にアイマスク体験を実施しました。
生徒は二人一組になって視覚に障がいのある方の疑似体験と介助者体験の双方をすることにより,視覚に障がいのある方の気持ちや日常生活の大変さ,介助方法や介助者の必要性などを学びました。
体験後は,「楽しかった」「見えないということが怖かった」「アイマスクを着用しての階段の上り下りが怖かった」「視覚に障がいのある方は大変だと思っていたが,実際に体験したことで視覚に障がいのある方の生活が大変であるということがより分かった」「視覚に障がいのある方も介助をする方も大変だということが分かった」「視覚に障がいのある方が一人で生活するということは大変なので,介助者は必要だと思った」「言葉で誘導するのが難しかった」など,体験を通して様々な感想が発表され,体験したからこその気づきを得ていただけたと思います。
今回の体験では,「言葉で誘導するのが難しかった」という感想がありました。
その感想から,介助者の体験を通して,視覚に障がいのある方を安心して誘導するにはどうしたらよいかを考えながら取り組んでいただけたのではないかと思いました。
初めての体験に真摯に取り組む場面が見られ,児童の皆さんの学習姿勢に感心させられました。
体験から得たものを,是非,今後の学びや生活に役立てていってほしいと思います。
鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。