鹿島小学校でアイマスク体験学習を実施しました
令和6年10月25日(金)に,ボランティアセンターに登録しているボランティアさん7名のご協力のもと,鹿島小学校4年生103名を対象にアイマスク体験を実施しました。
児童たちは,二人一組になって視覚に障がいのある方の疑似体験と介助者体験の双方をすることにより,視覚に障がいのある方の気持ちや日常生活の大変さ,介助方法や介助者の必要性などを学びました。
体験後は,「楽しかった」「見えないということが怖かった」「アイマスクを着用しての階段の上り下りが怖かった」「介助者がしっかり介助してくれたので怖くなかった」「実際に体験したことで視覚に障がいのある方の生活が大変であるということがよく分かった」「視覚に障がいのある方も介助をする方も大変だということが分かった」「言葉で誘導するのが難しかった」など,体験を通して様々な感想が発表され,体験したからこその気付きを得ていただけたと思います。
今回の体験で,「介助者がしっかり介助してくれたので怖くなかった」という感想がありました。
その感想から,介助者の体験を通して,視覚に障がいのある方を安心して誘導するにはどうしたらよいかと相手を思いやり,考えながら取り組んでいただけたのではないかと思いました。
始まりの挨拶から大きな声で礼儀正しく,体験にも真摯に取り組んでくれた児童の皆さんの学習姿勢に感心させられました。
体験から得たものを,是非,今後の学びや生活に役立てていってほしいと思います。
鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。