三笠小学校で手話体験学習を実施しました

令和6年10月29日(火)に,ボランティアセンターに登録しているボランティア団体「大野手話クラブ」のメンバー9名のご協力のもと,三笠小学校4年生106名を対象に手話体験学習を実施しました。

各クラスに分かれ,講師から「手話ってなに?」「ろう者の生活」のお話を伺い,動物・果物・スポーツ・数字・挨拶を表す手話などを学びました。

覚えた手話で,自分や先生の年齢,家族の人数,大谷選手の背番号などを発表したり,手話で示された数字の足し算の問題に手話で解答したり,「さんぽ」を歌いながら手話で表現したりと様々なことにもチャレンジしました。

児童たちは,聴覚に障がいのある方への理解を深めようと真剣に講師の話に耳を傾け,一生懸命手話を覚えようとしていました。
どの児童も,覚えた手話で表現する姿がとても楽しそうでした。

体験を終えた児童からは,「楽しかった」「難しかった」「さんぽの歌を手話で表現するのが楽しかった」「聴覚に障がいのある方の生活がよく分かった」「福祉の調べもの学習をしているので為になった」「たくさんの手話を覚えられて嬉しかった」など,体験したからこその感想を聞くことができました。

今回の体験学習では,大野手話クラブの皆さんに,児童からの質問の一つひとつに丁寧に答えていただいたことで,より一層学びが深まったことと思います。

「手話ってなに?」のお話で,聴覚に障がいのある方への伝達方法は手話以外にもたくさんあるということを学びました。皆さんもそのような方に出会ったら,是非,コミュニケーションをとってみてください。

今回の体験を,今後の生活や学習に活かしていっていただけたらと思います。

鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。