大野中学校で福祉講話学習を実施しました

令和7年6月30日(月)に市立大野中学校で,視覚に障がいのあるボランティアさんご協力のもと,1年生96名を対象に,教室と教室をつないだオンライン形式での福祉講話学習を実施しました。

講話中は,講師の声に耳を傾け,熱心に聴いていた生徒たちの姿がとても印象的でした。講話後は,「料理はどう作るのか?」「点字をすらすら読めるには何年かかったか?」「歩行時に一番怖い物は何か?」「道はどのようにして覚えたか?」など,たくさんの質問が投げかけられ,講師から一つひとつ丁寧に回答していただきました。

今回の授業では,生徒たちの聴く姿勢やたくさんの質問に感心しました。介助するうえで,「言葉を聴く」「言葉で伝える」ということは,とても大切です。
リモート授業でしたが,講師の話を聴いて,生徒が質問という形で言葉を伝えることで,講師と生徒のコミュニケーションが図れたと感じました。

6月20日(金)のアイマスク体験学習と今回の講話を聴いて抱いた気持ちや考えを,今後の学びや生活に役立てていただけたら嬉しいです。

鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習の協力を行っていきます。