三笠小学校で車いす体験学習を実施しました

令和7年11月6日(木)に三笠小学校で,ボランティアセンターに登録しているボランティアさん6名のご協力のもと,4年生97名を対象に車いす体験学習を実施しました。

児童たちは二人一組になって,車いす利用者と介助者の双方を体験することにより,車いす利用者の気持ちを理解し,車いすの取り扱いと操作方法・介助方法・介助の必要性などを学びました。

体験後,児童からは,「楽しかった」「車いすの操作が大変だった」「段差での車いす操作が難しかった」「車いすに乗ると段差や坂道が怖かった」「方向転換するのが難しかった」「体育館の床の上では車いすの操作がスムーズに出来たが,マットを使用した段差などの車いすの操作には苦戦した」「介助体験をしたことで車いすの操作の仕方が良く分かった」など,たくさんの感想が発表されました。

今回の体験学習を通して,車いすを利用している方の気持ちや,安心・安全に介助するにはどのようにすればよいのかなど,双方の立場から考えることが出来たと思います。

体験から得た気付きを大切に,今後の学びや生活に役立てていってほしいと思います。

鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。