大同東小学校で車いす体験学習を実施しました
令和7年11月14日(金)に大同東小学校で,ボランティアセンターに登録しているボランティアさん6名のご協力のもと,5年生37名を対象に車いす体験学習を実施しました。
児童たちは二人一組になって,車いす利用者と介助者の双方を体験することにより,車いす利用者の気持ちを理解し,車いすの取り扱いと操作方法・介助方法・介助の必要性などを学びました。
体験後,児童からは,「これからは,学んだことを活かして自信を持って祖母の介助をしたい」「体験したことにより自信を持って介助することが出来ると思った」「坂道を下る時の車いすの操作が難しかった」「段差での車いす操作が大変だった」「車いすに乗ると段差や坂道が怖かった」「車いす利用者も介助者も双方の大変さが分かった」「介助者の大切さが分かった」「車いす利用者で困っている人がいたら助けてあげたいと思った」「たくさんのことを学ぶことが出来たので,これからに活かしていきたい」など,たくさんの感想が発表されました。
今回の体験学習を通して,車いすを利用している方の気持ちや,安心・安全に介助するにはどのようにすればよいのかなど,双方の立場から考えることが出来たと思います。
しっかりと車いす操作や介助方法の説明を聴き,体験に真剣に取り組む姿勢,また,相手を思いやった声掛けにも感心しました。
体験から得た気付きを大切に,今後の学びや生活に役立てていってほしいと思います。
鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。

