福祉のまちづくりを進めます
地区社会福祉協議会の運営支援(小地域福祉活動推進事業)
地域の中では子育ての不安、高齢者や障がいのある人の介護の悩みなど、様々な課題を抱えながら日々の生活を送っています。このような課題に対して、自分たちの生活をより豊かで安心できるものとするために、近隣や地域、住民同士の支え合いや、多様な団体、事業所などが協力し合える地域づくりが必要です。
そのため、全ての人が生きがいのもてる地域づくりの実現に向けて、小学校区単位に組織化した地区社会福祉協議会(地区社協)の運営を支援し、地域住民を中心とした小地域福祉活動の推進を図ります。
地区社会福祉協議会(地区社協)は、自分たちの生活する地区の福祉課題やニーズを主体的に捉え、その地区内の福祉課題についてその地域に住む市民自らが、その課題の解決に向けてお互いに協力し合う住民主体の組織です。「誰もが自分らしくいきいきと住み続けられるまちづくり」を目指し、下記の11小学校区(三笠地区を除く)に設置しています。
●地区社協の活動内容
現在11地区社協では、専門部を設置し、さまざまな活動を展開しています。
(例)
(1)広報部会
(2)交流部会(食事会、遠足等)
(3)見守り・防犯部会(高齢者宅訪問、下校時パトロール等)
(4)サロン部会
(5)福祉部会(介護講座、美化活動、研修会等)
地区社協活動一覧(R4.4現在)
●地区社協と市社協との関係
地区内の福祉課題やニーズに対して主体的・自発的に取り組む地区社協に対し、市社協はそれらの地区社協の諸活動に必要な財政支援をはじめ、情報提供、地区社協相互間及び市社協との連絡調整などによる支援を行っています。また、一つの地区で解決できない課題や全市的な課題等については、社協と地区社協が協力して問題の解決に向け連携・協働しています。財源については、地区の皆様からいただいている社会福祉協議会会員会費の約6割が充てられています。
生活支援体制整備事業
高齢化が進む中、いつまでも自分らしく暮らし続けられる地域づくりを目的に生活支援体制整備事業が始まりました。この事業により、地区社協やまちづくり委員会、ボランティアなど多様な団体の代表者が定期的に集い、地域の課題や資源、解決方法等について話し合いを重ね、支え合いの地域づくりを進めています。本協議会では、身近な小学校区単位で支え合い会議(第2層協議体)を設置し、会議を運営・支援しています。
地域サロン活動推進事業
内 容 | サロン(たまり場・居場所)は、地区の集会所などを会場に、その地域に住む全ての人が気軽に立ち寄れる場所です。 定期的に開催することで人との交流が生まれ、仲間づくりや健康づくりに発展し、生きがいづくりにもつながります。 社協では、そのようなサロンの設置・運営に関して、さまざまな支援を行っています。市内には、45カ所(令和5年3月31現在)のサロンが設置され、それぞれ特色ある活動が展開されています。 |
実施主体 | 本市行政区内の各種団体など(個人も含む) |
助成条件 | 1年目 年30,000円/開催 年6回以上 2,3年目 年20,000円/開催 年10回以上 4年目以降 年10,000円/開催 年10回以上 |
鹿嶋市地域サロンマップ(491KB)
「サロン活動」ガイドブック(7MB)
上記の冊子は,市総合福祉センター及び各公民館にも配置しています。
ボランティア推進事業(ボランティアセンター)
「市民のたすけあい」によるボランティア活動を推進するため、社協ボランティアセンターでは、地域住民のボランティア活動に関する理解と関心を高め、組織的にボランティアの育成や多様なボランティアを支援し、併せて地域福祉活動に参画できる地域づくりを進めています。
■ボランティアに関する相談・登録・紹介
■ボランティア活動保険の受付
■ボランティア活動の啓発・育成
■小・中学校での福祉体験学習 など
福祉相談事業
法律問題については、定期的に相談所を開設し、弁護士が相談に応じます。心配ごとや日常生活の困りごとなどについては,鹿嶋市社会福祉協議会にて随時相談を受付しています。
内容 | 開催月 | 場所 | 予約 | 対応者 |
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無料法律相談 (年6回) | 奇数月 第3水曜日 | 市総合福祉センター | 事前予約制 ※開催日の2週間前から電話で予約できます。(先着7名) | 弁護士 |
心配ごと相談 |
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生活支援事業
■生活福祉資金
内 容 | 安定した生活が送れるよう、経済的に困っている人に対し貸付の相談受付を行います。 |
種 類 | 総合支援資金、福祉資金、教育支援資金、不動産担保型生活資金等 |
対象者 | 低所得者、障がいのある人、高齢者世帯、離職者など |
詳 細 | 詳しくはこちら |
■食料支援(物資貸付または、フードバンク支援)
内 容 | 食料品などの物資貸付で、一時的な日常生活の支援をします。(原則1回のみ) |
対象者 | 生活に困窮している人 |
食品提供 | NPO法人フードバンク茨城 |
※フードバンクとは、賞味期限内で食べられるにもかかわらず、処分されてしまう食品を、生活に困窮している人に無償で届ける活動です。
■フードバンク事業
内 容 | 鹿嶋市社会福祉協議会では、NPO法人フードバンク茨城と連携し、「きずなBOX(食料品収集箱)」を市内3カ所に設置し、ご家庭で余っている食品等を寄付していただき、社会支援を必要とする方たちへ食の支援を行っています。 |
収集箱設置 | ①鹿嶋市役所 新庁舎内 正面入口横 |
ご寄付いただきたい食品 | 缶詰、お米、レトルト食品、インスタント麺、うどん、そば、パスタ等の乾麺、その他、いただきもの及びつい買い過ぎてしまったもので、ご家庭に眠っている食品(いずれも常温保存可能、未開封で、賞味期限が2ケ月以上残っている食品) |
※フードバンク事業について、詳しくはこちら
■子どもの学習支援事業
内 容 | 家庭での学習が困難な子どもたちに、家庭に代わる学習環境の提供を行い、「学習の習慣化」や「子どもの将来の自立」につながるよう支援をします。また、学習支援だけでなく、進学や学校生活、家庭での悩みや不安の相談に応じます。 |
対象者 | 「就学援助(準要保護)費受給世帯」「生活保護受給世帯」の中学1~3年生 |
実施日 | 毎週月曜日 週1回実施 |
アシストタイム事業
内 容 | 障がい者とボランティア参加者が一緒になって楽しくレクリエーションや創作活動を行い、ボランティア参加者と障がい者との交流の中で障がいに対する理解を深めています。年間、4~6回、様々な事業を実施しています。 |
対象者 | 障がいのある人、ボランティアとして活動できる小学4年生以上の人 |
児童生徒福祉作文事業
内 容 | 児童生徒が福祉作文を書くことにより、家庭、学校、社会生活の中で、思いやりの心が生まれ、福祉意識の向上につながることを目的に実施しています。 優秀な作品については賞を設け表彰しています。 |
募集対象 | 市内の小学校、中学校、高等学校に在籍する児童及び生徒 |
年間予定 | 作成時期 夏休み期間中 応募締め切り 9月末 表彰式 2月上旬 |
文 集 | 児童生徒福祉作文集(令和3年度) 児童生徒福祉作文集(令和4年度) |
地域ふれあい食事サービス事業
ひとり暮らし高齢者を対象に、地区公民館で、食事サービスやレクリエーションを行い、生きがいのある生活の場をつくる活動を支援します。(参加負担金300円程度)
※地区社会福祉協議会において、実施している地区もあります。