鉢形小学校でアイマスク体験学習を実施しました

令和6年9月12日(木)に,ボランティアセンターに登録しているボランティアさん7名のご協力のもと,鉢形小学校4年生36名を対象にアイマスク体験を実施しました。
生徒は二人一組になって視覚に障がいのある方の疑似体験と介助者体験の双方をすることにより,視覚に障がいのある方の気持ちや日常生活の大変さ,介助方法や介助者の必要性などを学びました。

体験後は,「楽しかった」「視覚に障がいのある方の大変さが分かった」「アイマスクを着用しての階段の上り下りが怖かった」「視覚に障がいのある方も介助をする方も怖かった」「介助をする人が責任を持ってやらないと介助される人が不安になるということが分かった」「言葉で誘導するのが難しかった」など,体験を通して様々な感想が発表され,体験したからこその気づきを得ていただけたと思います。

今回の体験では,「アイマスクを着用して行動しなければならないことで“怖い”という気持ちになったと共に,介助者体験をしたことで,怪我をさせてはならないという気持ちから“怖い”という気持ちになった」という感想がありました。
体験したことで,介助される方も介助する方も安心して行動するにはどうしたらよいか,声による誘導がどんなに大切か,ということを理解していただけたのではないかと思いました。
初めての体験に真摯に取り組む場面が見られ,児童の皆さんの学習姿勢に感心させられました。

児童の皆さんには,先日の「車いす体験」,本日の「アイマスク体験」と,福祉体験学習を通して理解を深めていただけたことと思います。
体験から得たものを,是非,今後の学びや生活に役立てていってほしいと思います。

鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。