中野東小学校で手話体験学習を実施しました

令和6年9月24日(火)に,ボランティアセンターに登録しているボランティア団体「大野手話クラブ」のメンバー7名のご協力のもと,中野東小学校4年生42名を対象に手話体験学習を実施しました。

講師から「手話ってなに?」「ろう者の生活」のお話を聞いた後,動物・果物・スポーツ・数字などを表す手話を学びました。
また,覚えた手話で自分・家族・先生の年齢や家族の人数を発表したり,手話で示された数字のグループづくりをしたり,「さんぽ」を歌いながら手話で表現したりするなど,様々なことにチャレンジしました。

児童たちは,聴覚に障がいのある方への理解を深めようと講師の話に耳を傾け,手話を覚えようと真剣な眼差しで講師を見ていました。
また,休み時間にも,手話の表現を講師に教授してもらいに行くなど,大変興味を持っていただいた様子でした。
どの児童も,覚えた手話で表現する姿は,とても楽しそうでした。

体験を終えた児童からは,「楽しかった」「難しかった」「聴覚に障がいのある方の生活は大変だと思った」「果物の皮を剥く手話表現など,自分たちの普段の生活の中に手話があることが分かった」など,体験したからこその感想や,「家でも手話で表現してみたい」などの意欲的な感想を聞くことができました。

今回の体験を,今後の生活や学習に活かしていっていただけたらと思います。

鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。