波野小学校で車いす体験を実施しました

令和7年9月19日(金)に波野小学校で,ボランティアセンターに登録しているボランティアさん5名のご協力のもと,4年生66名を対象に車いす体験学習を実施しました。

児童たちは,二人一組になって車いす利用者と介助者の双方を体験することにより,車いす利用者の気持ちを理解し,車いすの取り扱い方と操作方法・介助方法・介助の必要性などを学びました。

児童からは,「楽しかった」「段差の操作が難しかった」「段差で車いすを傾けられた時が怖かった」「車いすを回転させて後ろ向きになるのが難しかった」「介助者が車いすを速く走らせたので怖かった」「大人が乗った車いすを持ち上げるのは,子どもだけでは無理なことが分かった」「車いす利用者と介助者の双方が責任を持って車いすを使用することが大切だと思った」などの感想がありました。

今回の体験学習を通して,車いす利用者の気持ちを理解するとともに,車いすの正しい操作方法を理解することで,安心・安全に介助するにはどのようにすればよいのかなど,利用者・介助者の双方の立場から考えることができたと思います。

体験から得た気づきを大切に,今後の学びや生活に役立てていってほしいと思います。

鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。