中野西小学校で車いす体験学習を実施しました
令和7年9月26日(金)に中野西小学校で,ボランティアセンターに登録しているボランティアさん5名のご協力のもと,3年生9名,4年生5名を対象に車いす体験学習を実施しました。
児童たちは二人一組になって,車いす利用者と介助者の双方を体験することにより,車いす利用者の気持ちを理解し,車いすの取り扱いと操作方法・介助方法・介助の必要性などを学びました。
体験後,児童からは,「段差での車いす操作が難しかった」「段差や坂道が怖かった」「介助者が上手だったので安心して乗っていられた」「最初は,段差などの車いすの操作に苦戦したが,慣れてくるとスムーズに出来るようになった」「段差や坂道の操作の仕方を初めて知ったので勉強になった」など,たくさんの感想が発表されました。
今回は,3年生と4年生の複式学級でしたが,3年生も遜色なく,児童たち全員が講師の言葉をしっかりと聴いて真剣に実践していたこと,車いすの操作がとても上手だったこと,介助者が車いす利用者に思いやりの心を持って接していることなど,多くに感心させられました。
今回の体験学習を通して,車いすを利用している方の気持ちや,安心・安全に介助するにはどのようにすればよいのかなど,双方の立場から考えることが出来たと思います。
体験から得た気付きを大切に,今後の学びや生活に役立てていってほしいと思います。
鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。