豊津小学校で点字体験学習を実施しました
令和6年7月8日(月)に,ボランティアセンターに登録しているボランティア団体「鹿嶋市六点会」のメンバー2名のご協力のもと,豊津小学校3年生7名・4年生6名を対象に点字体験学習を実施しました。
まず,児童たちは,点字サインについて学びました。ボンドの容器や酒の缶など身近にある物の点字サインに触れ,身近な場所の点字サインも確認することができました。その後,点字の読み書きを行い,学校名・年組・氏名の書き方をたくさん練習した後,最後に点字名刺を作成しました。はじめは苦戦していましたが,慣れてくるとスムーズに素早く点字を打っている様子に感心しました。体験後は,「難しかった」「楽しかった」「最初は,六点を探して打つのが難しかったが,慣れてくるとスムーズに打てるようになった」「点字をやってみたいと思っていたので,今日体験できて嬉しかった」や「点字を覚えて打てるようになりたい」などの頼もしい声も聞かれました。体験を通して,視覚障がいのある方の生活や気持ちを考えることができたと思います。
日常生活の中には,点字サインがたくさんあります。興味を持った方は是非,周りにある点字を見つけてみてください。
鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。