中野西小学校で点字体験学習を実施しました
令和6年7月12日(金)に,ボランティアセンターに登録しているボランティア団体「鹿嶋市六点会」のメンバー2名のご協力のもと,中野西小学校3年生5名・4年生15名を対象に点字体験学習を実施しました。
まず,点字サインについて学びました。ボンドの容器や酒の缶などの点字サインに触れ,身近な物に点字サインがあることを確認しました。次に,点字器を使用し,実際に点筆で文字を打ってみました。児童たちは,学校名・年組・氏名の書き方をたくさん練習し,最後に点字名刺を完成させました。はじめは小さなマスの中に六点を打つことにとても苦戦している様子でしたが,慣れてくるとスムーズに打てるようになり,自分の名刺を完成させた時はとても嬉しそうでした。また,休憩時間も惜しんで点字を打っている様子からは,どんどん点字への興味が増していっていることが分かりました。体験後は,「実際,点字の読み書きをしたことにより,目の見えない人の大変さが分かった」「難しかったけど,楽しかった」「最初は,六点を探して打つのが難しかったが,慣れてくるとスムーズに打てるようになって嬉しかった」などの声が聞かれました。体験を通して,視覚障がいのある方の生活や気持ちを考えることができたと思います。
日常生活の中には,点字サインがたくさんあります。興味を持った方は,是非,周りにある点字を見つけてみてください。
鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。