平井小学校でアイマスク体験学習を実施しました
令和6年11月8日(金)に,ボランティアセンターに登録しているボランティアさん7名のご協力のもと,平井小学校5年生47名を対象にアイマスク体験を実施しました。
児童たちは,二人一組になって視覚に障がいのある方の疑似体験と介助者体験の双方をすることにより,視覚に障がいのある方の気持ちや日常生活の大変さ,介助方法や介助者の必要性などを学びました。
体験後は,「アイマスクを着用しての階段の上り下りが怖かった」「アイマスクを着用すると溝の幅が分からなくて怖かった」「実際に体験してみると自分たちがよく知っている体育館でさえも大変だったので,視覚に障がいのある方は日常生活において非常に大変な思いをしているということが分かった」「実際に体験したことで視覚に障がいのある方の生活が大変であるということがよく分かったので,これから周りに視覚に障がいのある方を見かけたら助けてあげたいと思った」「言葉で誘導するのが難しかった」など,体験を通して様々な感想が発表され,体験したからこその気付きを得ていただけたと思います。
今回の体験学習で,「実際に体験したことで視覚に障がいのある方の生活が大変であるということがよく分かったので,これから周りに視覚に障がいのある方を見かけたら助けてあげたいと思った」という感想がありました。
その感想を発表してくれた児童は,説明をよく聴き,体験中には相手に対し的確な介助をしてくれていたことが印象的でした。
そして,その感想からは,体験から学んだことを活かしていこうという頼もしい想いを感じられ,大変嬉しく思いました。
体験から得たものを,是非,今後の学びや生活に役立てていってほしいと思います。
鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。