鉢形小学校で手話体験学習を実施しました
令和6年10月8日(火)に,ボランティアセンターに登録しているボランティア団体「大野手話クラブ」のメンバー6名のご協力のもと,鉢形小学校4年生37名を対象に手話体験学習を実施しました。
講師から「手話ってなに?」「ろう者の生活」のお話を聞いた後,動物・果物・スポーツ・数字などを表す手話を学びました。
覚えた手話で自分の年齢や家族やクラスの人数などを発表したり,手話で示された数字のグループづくりをしたり,「さんぽ」を歌いながら手話で表現したりするなど,様々なことにチャレンジしました。
体験の最後には,大野手話クラブのメンバーに,児童からの質問の一つひとつに丁寧に答えていただきました。
児童たちは,聴覚に障がいのある方への理解を深めようと真剣に講師の話に耳を傾け,一生懸命手話を覚えようとしていました。
体験を終えてからも,手話の表現を講師に教授してもらいに行くなど,大変興味を持っていただいた様子でした。
どの児童も,覚えた手話で表現する姿がとても楽しそうでした。
体験を終えた児童からは,「難しかった」「聴覚に障がいのある方は大変だと思った」「数字の手話があることに驚いた」「たくさんの手話を覚えられてよかった」など,体験したからこその感想を聞くことができました。
また,先生からも児童に対して,「聴覚に障がいのある方に伝える方法は,手話以外にもたくさんあることを学んだので,皆さんもそのような方に出会ったら積極的に話してみましょう」というお話がありました。
いぜんか児童たちは,手話に大変興味があるようで,体験学習開始前から手話で挨拶をしてくれたり,手話で自己紹介をしてくれたりしたことに驚きました。
興味や好奇心を持つことは,とても大切なことです。
興味をもったら,まずチャレンジしてみてください。
世界観が広がると思います。
今回の体験を,今後の生活や学習に活かしていっていただけたらと思います。
鹿嶋市社会福祉協議会では,児童生徒が福祉や思いやりについて学ぶきっかけとなるよう,今後も福祉体験学習への協力を行っていきます。